マンモグラフィーとは
乳房X線撮影装置のことを、マンモグラフィーと呼びます。マンモグラフィーを使うと、視触診でわからなかった小さなしこりも撮影できます。
マンモグラフィーで発見される乳がんの7割以上が早期乳がんです。(視触診なら約4割)。早期乳がんの場合、10年生存率(乳がんの手術を受けた患者が10年後生存している場合)は90%以上です。また、早い段階での発見は、患者の身体にとって負担の少ない治療法につながります。
(写真提供:東芝メディカルシステムズ)
マンモグラフィーの実際
マンモグラフィーは、乳房をプラスチックの板に挟んで撮影します。乳房を押して平らにし、できるだけ均等にすることにより、がんを発見しやすい写真が撮れます。
放射線被爆の危険性
危険性はほとんどないか、あっても極めて小さいと考えられます。 1回の放射線量が、東京からニューヨークへ飛行機で行く時に浴びる自然放射線の半分であることと、乳房だけなので骨髄などへの影響はなく、白血病などの発生はないこと、などからです。