ピンクリボンながさき代表 ごあいさつ
ピンクリボン運動をはじめようとしたきっかけは、私の友人がマンモグラフィーを撮影したところ、その結果早期がんと診断され、大切な命を救われたことからでした。
みなさんはご存知ですか?
全国では女性の11人に1人が(2012年国立がん対策情報センターデータ)が乳がんになり、
長崎県でも乳がんにかかる人は図1のように増加の一途をたどっています。
さらに、乳がんで死亡される方も毎年増加し、181人(H25年長崎県がん登録事業報告)もの貴重な命が失われています
他人事ではありません。私たち女性の大きな問題です。
さらに、乳がんは若い女性もかかるがんです。お子さまがまだ小さい30歳代のお母さまにも乳がんの危険性が迫っています。(図2のとおり)
お母さまは家族にとって、子供達にとってかけがえのない存在であり家族の太陽なのです。私たちはこのような合言葉をみつけました。
乳がんから女性を守ろう!〜あなたと家族のために〜
早期発見する方法として、定期的な検診が必要です。
乳がんは早期発見によって、治る可能性の高いがんです。
20歳代になったら、月に1回 自己検診をしましょう!
30歳代になったら、1年に1回 超音波(エコー)検診をしましょう!
40歳代になったら、2年に1回 マンモグラフィ検診をしましょう!
現在、長崎県では、30%前後の女性がマンモグラフィを受けています。
貴重な命が失われないために、50%以上の女性が乳がん検診を受けることを目指しています。
欧米では日本よりも乳がんになる方は多いのですが、死亡率は減少しています。早期発見のための検診を充実させてきたからです。
日本においても、長崎県においても、乳がんの早期発見が多くなれば、死亡率は必ず減少してきます。
女性の皆様、自分の健康を自分で守るだけでなく、子どもや家族のためにも、乳がん検診を受けましょう!
図1
図2
※「平成27年度長崎県がん登録事業報告」
※罹患(りかん)とは「病気にかかる」という意
NPO法人 ピンクリボンながさき 理事長 内海 文子 元活水女子大学 看護学部 教授
NPO法人 ピンクリボンながさき 理事
内海文子(元活水女子大学 理事長) | 片穂野邦子(長崎県立大学) |
松本幸子(長崎県立大学 副理事長) | 高比良祥子(長崎県立大学) |
前田茂人(長崎医療センター 乳腺外科) | 氏田美知子(看護師) |
宇賀達也(宇賀外科医院 院長) | 中尾理恵子(看護師) |
永峯恵理子(長崎県立大学) |
お問い合わせ
〒854-0063 長崎県諫早市貝津町1124 宇賀外科医院内
TEL/FAX 0957-47-8595